秋から冬にかけて私たちの食卓を彩る洋梨、ラ フランス。その芳醇な香りと滑らかな口当たりは、一度味わうと忘れられないものです。しかし、完熟すると傷みやすく、保存方法に気を使わなければならない果物でもあります。美味しさを長く楽しむためには、正しい保存方法が不可欠です。今回は、ラ フランスを新鮮で美味しいまま保存するためのコツをご紹介します。これさえ覚えれば、その絶品の味わいを余すことなく堪能することができますよ。
保存する前にラフランスの熟度を確認しよう
ラフランスの保存方法は、完熟前と完熟後で違うため、表面の色や軸周り、香りでその状態をしっかり見極めましょう。
成熟する前の段階
⇒【常温保存】で熟成させる
成熟した状態
⇒食べたいタイミングが近い場合は【冷蔵保存】を、しばらく時間が経つ場合は【冷凍保存】を選びましょう
【追熟前のラフランスの保管法】直射日光を避け、ポリ袋を用いて常温で保存
食べごろのラフランスになるまで、常温で追熟させます。
【保管の仕方】
ラ・フランスが乾燥しないように、まずキッチンペーパーでしっかりと包み、次にポリ袋に入れます。直射日光や冷暖房の風が当たらない室内の場所に置いて保存します(完熟までには1~3日、完熟後は3~4日ほど持ちます)。ラ・フランスの熟成具合は果実によって異なるため、頻繁に状態を確認することが重要です。