バラ科アレルギー
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バラ科アレルギー

バラ科アルケミラ属の植物から採れるブラックベリーやラズベリー、陽光をいっぱいに浴びて実をつけるりんごやいちごなど、私たちの食卓に欠かせないバラ科の果物たち。バラ科アレルギーとは、こうしたバラ科の果物やナッツ類を食べたときに、口のかゆみや腫れ、じんましん、場合によっては呼吸困難などの症状が現れるアレルギーです。日常的にそれらを口にする人はもちろん、アレルギーの可能性が気になる方、家族、飲食店関係者にとっても見過ごせないテーマといえるでしょう。

しかし、バラ科の植物には楽しみだけでなく、感じる人にとっては避けられない"アレルギー"という一面も存在します。身近な食材だからこそ、正しい知識がないと食事や外食の選択、食品表示の確認、症状への備えに影響し、生活の質を大きく左右します。この記事では、バラ科アレルギーの症状、対象となる食品の種類、食品表示で注意したい点、そして加熱や加工を含む対策の考え方まで、要点を絞って確認していきます。

バラ科アレルギーとは

バラ科アレルギーは、バラ科に属する食べ物を摂取した際に、口の中や喉にかゆみや腫れ、ヒリヒリ感などのアレルギー症状が現れるものです。これは「 口腔アレルギー症候群」とも呼ばれ、食物に反応して口腔の粘膜に影響を与えることが特徴です。とくに花粉 症 と関連するタイプとして知られ、シラカバ 花粉 症やハンノキなどの花粉を持つ人では、バラ科果物とカバノキ科の花粉 とアレルゲンに共通 抗原 性があることが原因となり、交差反応が起こます。こうした反応は花粉 症の増加に伴ってみられやすく、アレルギー の 原因を考える際も、の 花粉 症を含む背景の確認が大切です。

バラ科アレルギーの症状

バラ科アレルギーは、果物 アレルギーや野菜 アレルギーとして現れ、果物や野菜を食 べ て口のかゆみ、腫れ、じんましんなどの症状が出る病気です。さらに重篤な症状として、アナフィラキシーや呼吸困難が発生することもあるため、注意が必要です。花粉症患者の約10%に果物 アレルギーがみられ、果物・野菜まで含めると30~50%の患者に関連する食物 アレルギーが報告されています。バラ科の食べ物を 食 べ てから通常1〜2時間以内に症状 が 出ることが多く、口だけでなく皮膚や呼吸器に反応 が及び、接触皮膚炎や喘息症状につながることもあります。もしバラ科の食べ物を摂取して口のかゆみや腫れの 症状 が生じた場合は、すぐにその食べ物を避け、重篤な症状が発生した場合は速やかに治療を受けてください。症状が出たら自己判断せず、医療機関で診断を受けることが 必要 です。

バラ科アレルギーの対象となる主な食べ物

バラ科に属する主な食べ物は以下の通りです。アレルゲンが似ているため、ひとつの食べ物で症状が出た場合、他の食べ物にも注意が必要です。特にバラ 科 果物という分類を意識すると、どの食材で交差反応が起こりやすいか見通しを立てやすく、は バラ 科 の の 食物かを確認する習慣も役立ちます。

果物: りんご、なし、洋なし、さくらんぼ、もも、すもも(プラム)、あんず、うめ、いちご、びわ、プルーン、かりん、マルメロなど

バラ科の果物にはサクランボやスモモも含まれるため、交差反応には注意が必要です。

ナッツ類: アーモンド

他にアレルギーが出やすい果物として、メロンやスイカはウリ科、キウイフルーツはマタタビ科、オレンジはミカン科に属しています。加えて、花粉症に関連した交差反応は イネ 科・ナス 科・セリ 科 の食材でもみられることがあり、ナス 科 の例では ジャガイモ、バラ科の例では リンゴ や モモ に注意が必要です。とくにシラカバ花粉症の人はリンゴに反応しやすいことがあります。 アレルギー反応が出た場合は、それらの果物や野菜の分類を調べると、注意すべき食べ物を把握しやすくなります。

バラ科アレルギー

バラ科 アレルギーの食品表示の注意点

バラ科に属する食品のうち、りんご、もも、アーモンドは表示推奨食品として明示されていますが、イチゴ、プラム、サクランボは表示対象外です。そのため、バラ科の食品は非常に多岐にわたりますが、食物 アレルギー の観点でも表示対象となっているのはごく一部で、アレルギー を持つ方ほど個別確認が欠かせません。加工食品を選ぶ際は、食品表示は商品内容を把握する手段だと理解したうえで、原材料や成分が確認さ れているかを見て判断することが重要です。あわせて、「含まれる可能性」などの表示も見落とさないようにしましょう。

バラ科アレルギーの人に料理を提供するときの注意点

バラ科アレルギーの人では、対象となる食べ物を加熱や加工することで食べられる場合がありますが、加熱調理でアレルゲンが分解されることが多く、加熱したバラ科のアレルゲンは症状が出にくい傾向がある一方で、その程度は人それぞれです。加工 食品を使う場合は、事前にどの程度の加熱や加工で食べられるかを確認しておくことが大切です。

例えば、りんごの場合、りんごジュースやりんごジャム、焼きりんご、パイケーキに使われているりんごなど、さまざまな形で加工されています。どの加工方法が許容されるかを把握することで、アレルギー反応を防ぐことができます。本人が何を 食 べられるかだけでなく、提供前に食材の含有情報を事前に伝えることも重要で、特に大人では外見上わかりにくい反応もあります。外食時はスタッフにも確認しましょう。

バラ科アレルギーは 花粉 症と関連して症状が出ることもあるため、花粉 症 の症状が強い時期は注意し、必要に応じて花粉症の治療やアレルゲン 免疫 療法について医師に相談してください。

まとめ

バラ科アレルギーは見過ごせない問題であり、その認知と対策が求められています。適切な知識と対策を身につけ、この挑戦を乗り越え、バラ科の果物や花々を安心して楽しむことが可能となります。生活の質向上に直結する、バラ科アレルギー対策を一緒に学んでいきましょう。

よくある質問

バラ科アレルギーで食べてはいけないものは何ですか?

バラ科アレルギーは、主に口の中のかゆみや違和感が生じる口腔アレルギー症候群(食物アレルギー症候群)の一種として知られています。原因となる代表的な食べ物には、リンゴやモモ、スモモ、サクランボ、イチゴ、ナシ、さらにはアーモンドといったバラ科の果物やナッツ類が挙げられます。

これらを食べてすぐに口の周りや口の中、喉などにアレルギー症状が出ることが特徴で、重症化するとアナフィラキシーなどの強い症状がでる危険性もあるため注意が必要です。

このアレルギーは、シラカバ花粉症などの花粉症の患者に多く見られます。花粉と果物に含まれるタンパク質の構造が似ているため、体が誤ってアレルギー反応を起こす「共通抗原性」が原因です。また、バラ科だけでなく、ウリ科(メロンやスイカ)、ナス科(ジャガイモやトマト)、セリ科、さらにはキウイフルーツなどの果物・野菜アレルギーを併発する人もいます。

また、天然ゴムに反応するラテックスアレルギーの人は、ゴム手袋の使用時だけでなく特定の果物で反応が出ることがあります。大人になってから発症することもあるため、異変を感じたら自己判断を避け、医療機関のスタッフに相談しながら適切なアレルギー対策を行うことが大切です。

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