パブロバとは
甘くてふわふわの口当たり、そして繊細な風味が魅力のパブロバは、オーストラリアやニュージーランドを代表するデザートです。メレンゲをベースにした軽やかな食感と、フルーツやクリームといった彩り鮮やかなトッピングが織り成す美しい姿は、特別な日のお祝いメニューに相応しい上品な一品です。今回は、そんなパブロバの魅力や歴史、作り方までをご紹介します。
小麦粉もバター使わない。パブロバはどんなスイーツ?
パブロバは、メレンゲをベースにした軽くてフワフワの上品なデザートです。オーストラリアやニュージーランドが発祥で、卵白と砂糖のみで作られるため、小麦粉やバターを使わずに低カロリーに仕上がります。
外側はカリッとした甘いメレンゲの殻に、中はマシュマロのようにふわふわな食感が楽しめるのが特徴です。一般的には赤い果実をトッピングして風味を加えますが、シャンパンやワインとも好相性のデザートとして人気があります。
名前の由来は、世界的バレリーナ""アンナ・パヴロワ""にちなんで命名されたと言われています。チュチュをイメージしたふわりと広がる真っ白な姿から、彼女を讃えて考案されたと伝わるエレガントなスイーツなのです。
家庭で作るのも簡単ですが、プロの手による見た目の美しさと絶妙な口どけを味わえば、誕生日やパーティーの気分を一層盛り上げてくれるでしょう。優雅な味わいは、特別な日にぴったりの一品です。
パブロバはどんなときに食べるの?
パブロバは、ロシアの名バレリーナをちなんで名付けられたデザート。メレンゲ生地にナッツやフルーツを混ぜ込んだ、軽くて華やかな味わいが特徴です。もともとオーストラリアやニュージーランドで人気のスイーツでしたが、最近では日本でも親しまれるようになってきました。ホームパーティーのデザートや、カフェのスイーツメニューに頻繁に登場しているのがその証拠です。
パブロバは、作り方が意外と簡単。特別な材料も必要ありません。記念日や誕生日、クリスマスなどの特別な日に、自分好みのナッツやフルーツを使ってアレンジを加えるのも面白いでしょう。温かい飲み物と一緒に味わえば、さらに贅沢な時間が過ごせそうです。
家庭で手軽に作れる上に、豪華な見た目が魅力のパブロバ。大勢で集まる日にみんなで楽しむのがおすすめのスイーツなのです。
型不要で簡単。パブロバの基本の作り方
パブロバの魅力は、軽やかなメレンゲとなめらかなクリームの絶妙な調和にあります。まずは、卵白に塩を加え、ゆっくりと空気を含ませながら泡立てます。グラニュー糖を3回に分けて加え、しっかりとメレンゲを作ります。レモン果汁とコーンスターチを混ぜ込み、絞り袋に入れてオーブン板に丸く絞ります。
140度のオーブンで焼き上げ、焼き色が付いたらオーブンの中で冷まします。一方で、生クリームにグラニュー糖を加えてホイップします。完全に冷めたメレンゲの上にクリームを絞り、お好みの果物を飾ればできあがりです。ふわふわのメレンゲとなめらかなクリームが織りなす、ロシア伝統の上品な味わいをご家庭で楽しんでみませんか。
パブロバのアレンジ方法は?
パブロバは、外はカリッと中はふわふわのメレンゲ生地に、フレッシュフルーツやナッツ、チョコレートなどをトッピングした華やかなデザートです。シンプルな材料ながら、アレンジ次第で様々な風味を楽しめる万能スイーツです。
メレンゲの淡い甘みを活かし、酸味のあるベリーやマンゴーなどの果実を合わせれば、さわやかな味わいに。一方、キャラメルソースやクリームチーズフロスティングを絡めれば、こくのある大人の味になります。季節を彩る抹茶や苺、チョコレートなどの香り付けも素敵です。
ひと手間かけてフルーツをコンポートにしたり、ヨーグルトソースを添えたりするのも喜ばれる一品。贅沢にナッツやドライフルーツを散らせば、色鮮やかで食べ応え十分のパブロバに仕上がります。調理時間さえあれば、思い思いのアレンジを楽しめる優雅なスイーツなのです。
サクふわのパブロバを作ってみない?
サクサクとした食感が楽しめるロシア伝統のデザート、パブロバ。卵白と砂糖でつくられたメレンゲにフルーツやクリームをトッピングした、見た目も華やかな一品です。作り方は意外に簡単で、家庭でも本格的な味わいを堪能できます。
基本のパブロバは、ごく簡単な材料で作れます。特別なケーキ型も不要で、お手軽に楽しめるのが魅力的。ひと口サイズに焼いてカップデザートにしてもよし、大きめにして切り分けるスタイルでもOK。トッピングはお好みのフルーツやクリームをアレンジできるので、オリジナルの味わいを見つけられます。
一度基本の作り方を覚えたら、アレンジメニューにもトライしてみましょう。サクサクの食感とフルーツの豊かな香り、なめらかなクリームの滑らかな味わいが口の中で広がり、ホームパーティーのデザートとしてゲストを魅了するはずです。
まとめ
パブロバは、19世紀後半に有名なバレエダンサー"アンナ・パブロバ"にちなんで名付けられました。卵白を泡立てて焼き上げたメレンゲ生地に、フルーツやクリームを絞り、装飾を施した贅沢な一品です。ふんわりとした食感と、トッピングの彩り豊かな風味が絶妙に調和し、上品でありながらも親しみやすい味わいが魅力的なデザートなのです。