甘酸っぱさと可愛らしい見た目で、幅広い世代に愛されるいちご。近年、品種改良が著しく、日本各地で個性豊かないちごが栽培されています。しかし、具体的な産地や品種の特徴、生産者の努力を知る機会は少ないかもしれません。この記事では、農林水産省の最新データ(2022年産作況調査)に基づき、いちご生産量ランキングトップ5を詳しくご紹介します。各県の人気品種の特徴、地域がいちご産地として発展した背景、購入したいちごを長く楽しむための保存方法、生食以外のおすすめレシピも解説。いちご選びや美味しさを最大限に引き出すヒントとして、ぜひご活用ください。
2024年最新!都道府県別いちご生産量ランキングと主要産地の特色
農林水産省の2022年産作況調査「野菜生産出荷統計」を基に、いちごの生産量(収穫量)の全国合計と都道府県ランキングトップ10を見てみましょう。この統計によると、いちごの収穫量トップ10の県で全体の約7割弱を占め、特に収穫量が1万トン以上の6県で全体の52%を占める集中度の高さが見られます。栃木県は1968年産以降55年連続で収量1位、作付面積でも2001年産以降22年連続で1位を維持。一部の県が圧倒的な生産量を誇り、日本のいちご産業を牽引していることがわかります。ランキングトップ5の各県の具体的な特徴と、栽培される人気品種について詳しく見ていきましょう。
第1位:栃木県 「いちご王国」の生産量日本一を支える戦略
栃木県は、2022年産のいちご生産量で全国1位を誇り、その地位を55年間連続で維持しています。作付面積も22年連続でトップを走り、「いちご王国・栃木」として国内外に知られています。栃木県の成功の背景には、恵まれた自然環境と、県を挙げた積極的なプロモーションがあります。県内ではすべての市町でいちごが生産されており、特に真岡市、栃木市、鹿沼市、壬生町、宇都宮市などが作付面積の大きい主要産地です。栃木県がいちごの産地として有名なのは、内陸性の気候がもたらす寒暖差が生育に適しているためです。年間を通して夏と冬、一日の中でも昼と夜に寒暖差がある気候は、いちごの甘みを効果的に増します。また、栃木県は首都圏に近い立地で、収穫されたばかりの新鮮ないちごを、需要の多い大消費地へ迅速に届けられる点も強みです。このような自然条件と地理的優位性を活かし、県は「いちご王国・栃木の日」として1月15日を定め、キャラクターやアンバサダーを起用したPR活動を展開しています。
主要人気品種とその特徴
栃木県では、全国No.1のシェアを持つ主力品種「とちおとめ」に加え、次世代を担う新品種が育成されています。これらの品種改良が、いちご王国としての地位を確固たるものにしています。
とちあいか
とちあいかは、栃木県で10番目のオリジナル品種として2019年に誕生しました。丸みのある三角形の愛らしい形と、光沢のある濃い赤色が特徴です。粒が大きく、果肉が詰まっているため、食べ応えがあります。口に含むと濃厚な香りが広がり、控えめな酸味と際立った甘さが調和します。食味が優れているだけでなく、断面が「ハート形」に見えることから、見た目の美しさも評価されています。「とちあいか」は生産性も高く、同じ面積で作付けした場合、「とちおとめ」と比較して1.3倍多く収穫できるため、生産農家の収益向上に貢献。県は「とちおとめ」からの切り替えを進め、「とちあいか」を新たな主力品種として推進しています。
とちおとめ
とちおとめは1996年に栃木県で開発された品種で、全国で広く栽培されている主力品種の一つです。整った円錐形と鮮やかな赤色が特徴的な美しい見た目をしています。食感は実が詰まっており、甘みと酸味のバランスがとれた飽きのこない味わいが多くの消費者に愛されています。栃木県発祥の品種ですが、愛知県など他県でも多く栽培され、全国の食卓を彩っています。
その他の主要品種
栃木県では、とちあいかやとちおとめの他にも、多様なオリジナル品種が育成されています。大粒で美しい円錐形、みずみずしい甘さと穏やかな酸味が特徴の「スカイベリー」は、贈答用としても人気の高級品種です。白い見た目が特徴の希少品種「ミルキーベリー」は、そのユニークさから注目を集めています。また、夏に収穫できる「なつおとめ」は、通常のいちごのシーズンがオフとなる夏場の国産いちご需要を支える重要な品種として栽培されています。
第2位:福岡県 「博多あまおう」が牽引するいちご王国
いちご生産量において、福岡県は全国第2位の地位を確立しています。10a当たりの収量は3950kgと全国8位ですが、425haという広大な作付面積がそれを補い、総生産量を大きく押し上げています。福岡県がいちごの産地として名高い理由は、「あまおう」という圧倒的なブランド力のいちごにあります。豊かな自然環境、澄んだ空気と水、肥沃な土壌に恵まれた福岡県は、美味しいういちごを育むのに最適な場所です。また、福岡市のような大都市圏を抱えているため、生産されたいちごに対する高い需要と供給がバランス良く保たれ、安定した市場を形成していることも強みです。県内の主な産地は、八女市、久留米市、広川町などで、これらの地域が「博多あまおう」の生産を支えています。福岡県とJA全農ふくれんは、「博多あまおう」の本格的な生産販売開始から20周年を迎えた2023年に、大規模なプロモーションを実施し、ブランド力の維持とさらなる向上に努めています。
主要な人気品種とその特徴
福岡県のいちごといえば、やはり「あまおう」が最も有名です。この品種は、大粒いちごブームの先駆けとも言える存在です。
あまおう
あまおうは、福岡県が6年の歳月をかけて開発した、まさに福岡県が誇るブランドいちごです。名前の由来は「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字から取られており、その名の通り、艶のある鮮やかな赤色、ふっくらとした丸い形、そして非常に大きな粒が特徴です。口に含むと、甘味と酸味の絶妙なバランスが広がり、濃厚な味わいを楽しむことができます。かつて福岡県の主力品種であった「とよのか」を、より高品質に改良することを目指して開発された品種であり、その品質の高さは国内外で高く評価されています。「あまおう」は他県でも栽培されていますが、福岡県では育成地としての優位性を示すため、「博多あまおう」のブランド名で販売されており、この地域特有の品質と価値を消費者に伝えています。
第3位:熊本県 豊かな水資源と品種改良による躍進
熊本県は、肥沃な土壌と阿蘇の伏流水に代表される豊富な地下水に恵まれており、いちご栽培に最適な条件が揃っています。もともと熊本県は野菜などのビニールハウス栽培が盛んであったため、そのインフラや技術が、いちご栽培の発展を後押ししました。さらに、県内の農業高校などでもいちごの栽培や品種開発が積極的に行われており、新しい品種が次々と生まれる環境が整っています。これらの取り組みが、熊本県のいちご生産を支え、全国3位という高い順位に貢献しています。県内の主な産地は、玉名市、宇城市、阿蘇市、八代市などで、平野部から中山間地域まで、様々な場所でいちご栽培が行われています。2021年12月には「JA全農の産直通販JAタウン」で熊本県産の「ゆうべに」と「恋みのり」の食べ比べセットが販売されるなど、多様な品種をアピールするプロモーションも積極的に展開されています。
主要な人気品種とその特徴
熊本県のいちごは、比較的新しいオリジナル品種である「ゆうべに」が主力となり、その独特の風味と特性で人気を集めています。
ゆうべに
ゆうべには、2015年に誕生した熊本県のオリジナル品種です。この年は、100年に一度しかない「15(イチゴ)」イヤーとされ、その記念すべき年に生まれたことからも、その期待の大きさがうかがえます。かつて熊本県の主力であった「ひのしずく」は、12月の収穫量が少ないという課題がありましたが、「ゆうべに」はその弱点を克服するために開発され、12月にも安定した収穫量が見込めるのが大きな特徴です。果実は大粒で、円錐形の美しいフォルムを持ち、果皮は艶のある鮮やかな紅色をしています。特筆すべき点は、切ると実の中まで鮮やかな赤色に染まっていることです。口に含むと、ジューシーで濃厚な味わいが広がり、食味の良さが際立っています。熊本県では、「ゆうべに」の魅力をより広く伝えるため、マスコットキャラクターや「くまモン」と共に、積極的にPR活動を行っています。
その他の主要品種
「ゆうべに」に加え、熊本県では食味に優れた「恋みのり」や、白い見た目が特徴的な「淡雪」なども栽培されています。「淡雪」は、発祥の地である鹿児島県志布志市で品種登録されましたが、熊本県内の多くの農家がその生産を手掛けており、多様ないちごを提供することで消費者のニーズに応えています。
第4位:愛知県 - 温暖な気候と豊かな日照が生み出す、こだわりのいちご
温暖な気候に恵まれた愛知県は、いちごの生産量で全国第4位に位置しています。作付面積は251haと、同じ東海地方の静岡県(293ha)には及びませんが、10aあたりの収量は4230kgと高く、効率的な栽培技術が用いられていることがわかります。愛知県のいちご栽培の強みは、なんといっても冬場の日照時間の長さです。この恵まれた自然条件が、厳しい寒さの中でも、甘みとみずみずしさが際立つ高品質ないちごを育みます。そのため、県内各地にいちごの産地が点在し、安定した供給体制を築いています。愛知県では、主力品種であるとちおとめに加え、多彩な品種が栽培されており、さらなる新品種開発にも積極的に取り組んでいます。県内のホテルでスイーツフェアが開催されるなど、観光や食文化との連携も活発です。主な産地としては、愛西市、豊橋市、西尾市、豊川市、蒲郡市、岡崎市などが挙げられ、これらの地域が愛知県のいちご産業を支えています。
主な人気品種とその特徴
愛知県で栽培されているいちごは種類が豊富で、それぞれが異なる個性的な風味を持っています。特に「とちおとめ」の栽培が盛んですが、愛知県独自のオリジナル品種の開発にも注力しています。
とちおとめ(愛知での栽培)
とちおとめは1996年に栃木県で誕生した品種ですが、その優れた品質から愛知県でも広く栽培されています。特徴的なのは、美しい円錐形で、鮮やかな赤色とつややかな光沢を放つ外観です。果肉は密度が高くしっかりとしており、甘さと酸味の絶妙なバランスが、多くの消費者に愛されています。
その他の主要品種と新ブランド
愛知県では、「とちおとめ」以外にも、酸味が少なく甘みが際立つ「章姫(あきひめ)」、甘みと酸味の調和がとれ、深みのある味わいの「紅ほっぺ」、そして2007年に品種登録された愛知県オリジナルの「ゆめのか」などが栽培されています。「ゆめのか」は大粒でジューシーな果肉が魅力です。さらに、愛知県は新品種開発にも力を入れており、2022年9月には「ゆめのか」以来15年ぶりとなる新ブランド「愛きらり」が誕生しました。この新品種は、いちご農家や関係団体が中心となって設立された「愛知県いちご新品種ブランド化推進協議会」が、PR活動や需要拡大に取り組んでいます。新品種の安定的な販売を目指すとともに、いちご生産地としてのさらなる発展が期待されています。
第5位:静岡県 - 独自の「石垣いちご」と多様な品種が織りなす味わい
静岡県は、いちごの生産量で全国第5位にランクインしています。作付面積、収量ともに前年とほぼ同水準を維持しています。温暖な気候と適度な降水量に恵まれた静岡県は、いちご栽培に最適な環境です。中でも、静岡県のいちご栽培で特筆すべきは、伝統的な栽培方法である「石垣いちご」です。この独自の栽培方法と、多様な品種戦略が、静岡県のいちごを全国に知らしめる大きな要因となっています。静岡県の主な産地としては、伊豆の国市、函南町、三島市、裾野市などが挙げられます。
栽培品種の歴史と主な人気品種
静岡県では、時代とともに様々な品種が栽培されてきましたが、近年は特に「紅ほっぺ」が主流となり、新しい品種「きらぴ香」の開発にも力を入れています。
栽培品種の変遷
静岡県におけるいちご栽培は、1951年の「マーシャル」から始まり、「ダナー」、「春の香」、「宝交早生」、「アイベリー」、「女峰」、「章姫(あきひめ)」へと、時代のニーズに合わせて様々な品種が主力として栽培されてきました。この品種の多様な変遷は、静岡県のいちご生産者が常に市場の動向を捉え、より高品質な品種を追求してきた証と言えるでしょう。
紅ほっぺ
2003年以降、静岡県で最も多く栽培されているのが「紅ほっぺ」です。この品種は、1994年に静岡県農林技術研究所が「章姫(あきひめ)」と「さちのか」を交配して開発した、まさに静岡県生まれのいちごです。大粒で鮮やかな紅色をしており、カットすると果肉の内部まで赤く染まっているのが特徴です。パックを開けた瞬間に広がる芳醇な香りは、食欲をそそります。口に含むと、ジューシーでコクのある味わいが広がり、甘みと酸味が強いため、いちご本来の濃厚な味を堪能したい方におすすめです。
きらぴ香
2012年からは、静岡県が育成した新しい品種「きらぴ香」の試験栽培が始まりました。その名の通り、輝くような光沢と華やかな香りが特徴で、今後の静岡いちごを代表する品種として期待されています。2023年現在、すでに栽培面積は約5haに達しており、着実に普及が進んでいます。
石垣いちご栽培方法の詳細
静岡県で特に有名なのが、温暖な気候を活かした「石垣いちご」という栽培方法です。これは、山の斜面に石垣を築き、そこでいちごを栽培するものです。石垣は太陽光を吸収し、その熱を保持するため、燃料を使わずにビニールを被せるだけで簡易的な温室として機能します。この独自の栽培方法は、環境への負荷が少なく、高品質ないちごを効率的に生産できるというメリットがあります。また、「石垣いちご」のいちご狩りは、静岡県の観光名所としても人気が高く、多くの観光客を惹きつけています。
いちごを美味しく長く味わうための秘訣
みずみずしくて甘酸っぱいいちごを、できるだけ長く堪能するためには、適切な保存方法を知っておくことが大切です。また、「たくさんもらったけど、食べきれない」「毎日食べていたら、ちょっと飽きてきたかも」と感じることもあるかもしれません。そこで、ここでは、生のまま味わうのはもちろん、様々なアレンジを加えて、最後まで美味しく食べきるためのアイデアをご紹介します。正しい保存方法と、バラエティ豊かな食べ方で、いちごの魅力を存分に引き出しましょう。
いちごを長く保つ保存テクニック
いちごは非常に繊細な果物なので、正しい方法で保存することが、鮮度を維持する上で最も重要です。もし、摘みたてのような非常に新鮮ないちごであれば常温保存も可能ですが、お店で購入したいちごは、収穫からある程度時間が経過していることが多いため、冷蔵庫での保存をおすすめします。ここでは、冷蔵保存と冷凍保存の具体的な手順を詳しく解説します。
冷蔵保存のコツ
冷蔵保存を行う際は、以下の手順を参考にしてください。冷蔵庫の野菜室は、果物や野菜にとって最適な温度と湿度に保たれているため、冷蔵室よりも鮮度を長く保てます。
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いちごは、ヘタをつけたまま、傷つけないように優しく水洗いします。水分が残っていると傷みやすくなるため、キッチンペーパーなどで丁寧に水気を拭き取ってください。
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いちごが乾燥するのを防ぐために、密閉できる容器に入れるか、ポリ袋に入れて口を軽く閉じます。いちご同士が押しつぶされないように、なるべく間隔を空けて並べるのがポイントです。
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冷蔵庫の野菜室で保存します。
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食べる直前に、再度優しく水洗いし、ヘタを取ってからいただきましょう。いちごは非常にデリケートで、少しの衝撃でも傷んでしまうことがあるため、丁寧に扱うように心がけてください。
冷凍保存のコツ
冷蔵保存では、およそ5~6日程度が保存の目安ですが、それよりも長く保存したい場合や、たくさんのいちごをすぐに食べきれない場合は、冷凍保存が非常に便利です。冷凍することで、さらに長期間、いちごの美味しさを楽しむことができます。
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いちごを優しく水洗いし、ヘタを丁寧に切り取ります。
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キッチンペーパーなどで、いちごの表面についた水分をしっかりと拭き取ります。水分が残っていると、冷凍時に霜がつきやすくなってしまいます。
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冷凍焼けを防ぎ、解凍後の風味を保つために、お好みでいちごの表面に少量の砂糖をまぶします(砂糖は必須ではありません)。
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冷凍保存用の袋に、いちごが重ならないように平らに並べ、袋の中の空気をしっかりと抜き、密封します。
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金属製のトレイなどに乗せて、冷凍庫で急速冷凍します。急速冷凍することで、いちごの細胞が壊れにくくなり、品質の低下を最小限に抑えることができます。
冷凍したいちごは、スムージーや、かき氷のトッピング、自家製シャーベットなど、冷たいデザートとして楽しむのはもちろん、ジャムなど加熱調理する際の材料としても美味しく活用できます。
そのまま食べるだけじゃもったいない!いちごの絶品アレンジレシピ
みずみずしいいちごは、そのまま味わうのが一番贅沢。でも、「たくさんもらったけど食べきれない」「いつも同じ食べ方でちょっと飽きてきたな…」なんて感じることはありませんか?ここでは、フレッシュな状態とは違う、いちごの新たな魅力を引き出す美味しいアレンジレシピを2つご紹介します。どちらも意外と簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
自家製いちごジャム
いちごがお手頃な価格になる春の時期は、手作りのいちごジャムに挑戦してみませんか?意外と手軽に作れるので、料理初心者さんにもおすすめです。自分で作ったジャムは、お店で買うものとは違う、いちご本来の濃厚な風味と芳醇な香りが楽しめます。
材料(約300ml分)
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いちご 300g
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グラニュー糖 100g
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レモン果汁 大さじ1
作り方
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いちごはヘタを取り除き、丁寧に水洗いした後、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります。大きめのいちごは、火の通りを良くするために半分にカットしておきましょう。
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鍋にいちご、グラニュー糖を入れ、混ぜ合わせたら30分程度置いて、いちごから水分を引き出します。この工程によって、煮詰める際に焦げ付きを防止できます。
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鍋を中火にかけ、沸騰してきたら表面に浮いてくるアクを丁寧にすくい取ります。アクを取り除くことで、ジャムの見た目が美しくなり、後味もすっきり仕上がります。
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レモン果汁を加え、混ぜ合わせます。ヘラで鍋底をなぞった際に、一時的に底が見える程度まで煮詰めたら完成です。
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事前に煮沸消毒した清潔な保存瓶に、熱々のジャムを詰めて蓋をします。粗熱が取れたら冷蔵庫で保存してください。
ポイント:ジャム作りは弱火でじっくり煮詰めるイメージがあるかもしれませんが、いちごジャムの場合は、一貫して中火で仕上げる方が、色鮮やかで艶のある美しいジャムに仕上がります。
簡単いちごムース
デザートとしてはもちろん、ちょっとしたおもてなしにもおすすめの、いちごムースです。生クリームを使わないレシピなので、混ぜるだけで手軽に作ることができ、ヘルシーにいちごの美味しさを満喫できます。
材料(4人分)
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いちご 200g
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牛乳 150ml
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粉ゼラチン 5g
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砂糖 大さじ3
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レモン汁 大さじ1
作り方
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粉ゼラチンは大さじ2程度の水でふやかしておきます。
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いちごは洗ってヘタを取り、牛乳、砂糖、レモン汁と一緒にフードプロセッサーに入れ、滑らかになるまで撹拌します。
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小鍋に牛乳を入れ少し温め、ふやかしておいたゼラチンを加えてよく溶かします。沸騰させないように注意しましょう。
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ゼラチンを溶かした牛乳をフードプロセッサーに加え、全体が均一になるまで再度撹拌します。
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器に流し込み、冷蔵庫で2時間以上冷やし固めます。
ポイント:砂糖の量はお好みで調整してください。また、溶かしたチョコレートを混ぜて、いちごチョコレート風味のムースにするのもおすすめです。
まとめ
本記事では、農林水産省が発表している最新データをもとに、いちごの生産量ランキング上位5県を詳しく解説しました。それぞれの県で人気の品種の特徴や、その地域が有名になった背景にも触れています。さらに、いちごをより長く美味しく楽しむための保存方法、そして、ジャムやムースといった、生のまま食べる以外の楽しみ方もご紹介することで、いちごの魅力を様々な角度から掘り下げました。
次にいちごを選ぶ際には、ぜひ「美味しい」というだけでなく、それぞれの産地が持つストーリーや、品種ごとの個性的な特徴にも目を向けてみてください。きっとこれまで知らなかったいちごの新しい魅力を発見し、その美味しさをさらに深く堪能できるはずです。
いちごの生産量が日本で最も多い都道府県は?
2022年の農林水産省による調査結果では、いちごの収穫量において栃木県が日本一となっています。栃木県は昭和43年以降、55年もの間ずっと1位を維持しており、「いちご王国」の名を確立しています。内陸部の気候特有の昼夜の寒暖差が大きいことや、東京に近い地理的な利点が、良質なイチゴ栽培を可能にしています。
特に人気のあるいちごの品種は何ですか?
日本中で親しまれている品種としては、栃木県生まれの「とちあいか」や「とちおとめ」、福岡県産の「あまおう」、熊本県で生まれた「ゆうべに」、静岡県を代表する「紅ほっぺ」などが挙げられます。これらの品種はそれぞれ、甘さと酸味のバランス、果肉のテクスチャー、香り、見た目など、独自の個性を持ち合わせています。例を挙げると、「とちあいか」は切った時の形がハート型に見えることが特徴で、「あまおう」は「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字を取って名付けられました。
いちごをできるだけ長く保存するための良い方法はありますか?
お店で購入したいちごは、乾燥しないように注意し、傷をつけないように丁寧に扱い、冷蔵庫の野菜室で保管するのがベストです。ヘタは取らずに、密閉できる容器やビニール袋に入れて保存し、食べる前に水洗いするようにしましょう。もし数日中に食べきれない場合は、水分を丁寧に拭き取り、お好みで少量の砂糖をまぶしてから冷凍すると、より長く楽しむことができます。
いちごは生のまま以外に、どんな美味しい食べ方がありますか?
いちごはそのまま食べるのが一般的ですが、ジャムやムース、スムージー、タルト、ケーキのトッピングなど、様々なレシピで楽しむことができます。特に、春先になっていちごがお手頃な価格になる時期には、自家製のいちごジャムを作るのがおすすめです。中火で手早く煮詰めることで、色鮮やかでつややかな美しいジャムを作ることができます。また、生クリームを使わない簡単なムースも、デザートやパーティーに最適です。

