タルトの型 代用

お菓子作りは楽しみの一つですが、専用の道具が必要だと思い込んでいませんか?特にタルト作りには専用のタルト型が必要だと考えがちです。しかし、実際には身近なアイテムを活用することで、タルト型がなくても美味しいタルトを作れるのです。ここでは、タルト型が手元にない方のために、代用できる身近なアイテムを6つご紹介します。これで、特別な買い物をすることなく、手軽にタルト作りを楽しみましょう!

タルト型がなくても大丈夫! 役立つ6つの代用品

タルトを作るための型がないと……と思うかもしれません。普段からあまり作らないなら、タルト専用の型を持っていないことが多いですよね。いざ購入しても、その後ちゃんと活用できるかが不安になる場合もあります。そんなときは、家にあるもので代用できるものがないか見渡してみてください。専用の型がなくても、普段使っているものでタルトを作れるかもしれませんよ♪

① シリコン型

100円ショップで様々な種類が手に入るシリコンカップは、お弁当のおかず入れとして多くの方に利用されています。電子レンジやオーブンでも使用可能な耐熱温度の高さと、柔らかい質感が特徴で、これがタルト型としても相性抜群です。

サイズも多様で、カップ型以外にマドレーヌ用やホットケーキ用など、用途や好みに合わせて選べるのもポイント。柔らかいので、生地を敷き詰める際に動きやすいと感じることがあるかもしれませんが、少しの力では壊れない頑丈さで、しっかり密着させられます。星形やクマ形のタルトを作れば、子どもたちに喜ばれそうです♪

② マドレーヌ型・マフィン型

タルトを小さなサイズで焼く際は、マドレーヌやマフィンの型が便利です。

金属製やシリコン製ともに代用可能で、一度に複数の同じサイズのタルトを作れる利点があります。

ただし、マフィン型には波型がないため、見た目を重視する場合はベーキングカップを敷いて使うことをおすすめします。

③ アルミ皿

タルト型としての代用品として、普段使いは少ないかもしれませんが、アウトドアや使い捨てトレーに便利なアルミ皿があります。市販のタルトやパイでよく見かけるこの製品は、熱伝導率が高いので美しく焼けるという利点があります。ただ、使い捨てが前提なので、形状が変わったり壊れたりして、何度も使用する耐久性はありません。

100均でもサイズや形が豊富で、価格も手頃なので手軽に利用できます。タルト型の代用として使用する場合は、ある程度厚みと硬さのあるものが適しています。アルミ皿にデコレーションを施し、そのままテーブルに出したり、ラッピングしてプレゼントにするのも素敵です♪

④ 耐熱ガラス容器

国内外のガラスメーカーで取り扱う耐熱ガラス商品は、電子レンジやオーブンでも使用可能です。最近では100均でも手に入るため、手軽に使える調理アイテムとして、多くの家庭で日常的に利用されているのではないでしょうか。

割れないよう注意すれば、洗いやすくて傷がつきにくいという点が高評価を得ています。サイズや形も豊富に用意されています。

タルト型として使うのにちょうど良い深さのものもありますが、最適でない製品は深さがありすぎることが一般的です。そのような場合は、作りたい高さに合わせて生地を敷き詰めれば大丈夫です。少し詰めにくさはありますが、「大は小を兼ねる」と思えば問題ありません。ただし、耐熱ガラスは金属製よりも厚く、熱が伝わるのが遅いので、焼き時間を少し延ばして調整することをおすすめします。型離れも少し劣るため、バターなどを塗ってから使用するとスムーズに外せるでしょう。

⑤ ケーキ型

タルト型の代わりにケーキ型も使用できます。波型のないシンプルでなめらかな側面のタルトもおしゃれで素敵です。丸いものやパウンド型のような四角いものも利用可能です。

底が外せるタイプのケーキ型は、後で取り出しやすくておすすめです。ただし、力の入れる場所が偏ったり、強く力を入れると割れることがあるので、優しく底全体に力を加えて取り出すようにしましょう。耐熱ガラス容器と同様、タルト用としては高さがあるため、生地を詰める際に調整が必要です。

⑥ アルミカップやクッキングペーパー

タルトの型代用品として、アルミカップやアルミホイル、クッキングペーパーはオーブンの熱に耐えることができますが、単独で使うと薄く形を維持するのが難しいです。

形が広がらないようにするには、プリンカップに敷いたり、複数枚重ねて強度を増したりする必要があります。単価は安いですが、重ねる枚数や他の道具が必要になるなどの手間を考えると、コストパフォーマンスはあまり良くないかもしれません。

クッキングペーパーはアルミホイルよりも重ねた際にしっかりするので使いやすく、ホッチキスで留めて筒状にするのも容易です。

 

タルトの型を代用する際の注意事項

型離れが難しい場合、代用アイテムによっては深さが原因で取り外しが難しくなったり、型にくっついて剥がしにくくなることがあります。せっかくキレイに焼けたのに、外す際に崩れてしまうと残念ですよね。そんなときは、型に少し工夫を施して取り出しやすくするための下準備をしてみましょう。・クッキングシートを敷く・アルミホイルを敷く・バターを塗る・バターを塗って小麦粉をはたく代用するものによって適した方法は異なるかもしれませんが、試しやすい方法でチャレンジしてみてください。

高さの調整タルトは、その多くがケーキのように高さがないものです。ケーキのような高さがあれば、中にクリームやフルーツをたっぷりと詰められますが、切り分けや食べやすさを考慮すると、高すぎるのも問題です。代用される型の多くはタルト型に比べて深さがあることが多いですが、タルト生地を詰める際には適切な高さに整えておきましょう。

焼き時間の調整代用するアイテムの素材や厚みによって熱の加わり方が変わります。タルト型と同様の金属製のケーキ型を使う場合は、ほぼ同じ焼き時間で問題ないですが、代用品に応じて焼け具合を観察し時間を調整してください。

まとめ

おしゃれな専用のタルト型は素敵ですが、どの家庭にもあるものではありませんよね。もし型がなくて作れないと感じているなら、代用できるものを探してみてください。家の中にあるものや100円ショップで手に入るものを使えば、意外にもタルト型がなくても作れますよ♪

タルト型