夏の暑さを吹き飛ばし、爽やかなひとときを楽しむのに欠かせないのがミントを使ったカクテルの数々です。その清涼感あふれる香りと味わいは、どの一杯も心地よい涼をもたらしてくれることでしょう。この特集では、居心地の良い夏のひとときを演出する絶品ミントカクテルのレシピを厳選してご紹介。初心者からカクテル愛好者まで楽しめる多彩なバリエーションをお届けします。さあ、香り高いミントでこの夏のカクテルライフを満喫しましょう!
基本のモヒートレシピ。爽やかな一杯!
モヒートは暑い時期にぴったりなカクテルです。ミントの清涼感、ライムの酸味、そしてラムのまろやかな甘さが引き立ちます。バーでよく楽しむ方も多いかと思いますが、実はほんの5つの材料を使って、自宅で簡単に作ることができます。飲みやすく、絶妙なバランスの基本レシピをお試しください。
1. ライムとブラウンシュガーをグラスに入れ、ライムを丁寧に潰す
ライムをマッシャーやすりこぎでつぶし、果汁にブラウンシュガーを溶かし込みます。砂糖はガムシロップでも代用できますが、ブラウンシュガーや三温糖を使用すると、深みのある味わいになります。
2. ミントをグラスに入れて、そっと押しつぶす
お好みでミントを選んでいただけますが、スペアミントは特に爽やかな香りが楽しめます。
3. 氷とラムを入れた後、炭酸水を加えてしっかり混ぜ合わせる
グラスに氷とラムを入れてしっかりと混ぜ合わせ、最後に炭酸水を加えて優しくかき混ぜればできます。
モヒートの美味しさを引き立てる、3つの秘訣
さらに、次のポイントを押さえるだけで、美味しさが一段と向上します!
① 材料とグラスをしっかり冷却する!
ラム、炭酸水、グラスを事前に冷やしておくことで、水っぽさを抑える基本的な手順です。家庭の冷凍庫で作った氷よりも、市販の氷の方が溶けにくく、さらに美味しさが引き立ちます。
② ホワイトラムを活用する!
モヒートにはホワイトラムが最適とされています。
「熟成されていないホワイトラムの中では、『バカルディ スペリエール』が特におすすめです」。樽の香りが少なく、すっきりとした味わいのため、モヒートにぴったりなブランドだと言われています。
③ ミントとライムを潰しすぎないことが重要!
モヒートにおける適度な苦味は、ドリンクの爽やかさを引き立てます。しかし、苦味が強すぎると飲みづらさを感じることも。ライムの皮やミントの茎がその苦味の源ですので、ミントは軽く叩く程度にし、ライムも力を入れず軽く潰す程度にするのがベストです。
新鮮な味わいの変化を求めるなら、ユニークなラムを選ぶのも一つの手。
写真左から、(ダークラム)トリニダード ラム カロニ 1997 17年(700ml)52.5% 9, 828円(税込)、(ゴールドラム)セブンシーズ(700ml)40% 3, 240円(税込)、(ホワイトラム)バカルディ スペリオール(750ml) 40% 1, 910円(税込)
富山さんは、「バカルディ スペリオール」以外のラムを使うと、通常とは異なる風味のモヒートが出来上がると語ります。
「特にサトウキビの甘みが特徴のゴールドラムの『セブンシーズ』はおすすめです。オーク樽の香りと甘さが調和した、香ばしい味わいを堪能できます。
一方で、濃厚な味わいを求める方にはダークラム『トリニダード ラム カロニ 1997 17年』がぴったり。強い樽の余韻が深いコクを引き立て、濃厚なモヒート好きにはたまらない一本です」
モヒート作りを極めたら、次は炭酸水をジンジャーエールに変えて生姜のパンチを加えたり、桃やパイナップルで甘さを引き出したりするなど、様々なアレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。
ぜひ、試してみてください。