南米生まれのマテ茶は、「独特な味が気になる」「苦いって本当?」と感じる人が多い飲み物です。グリーン系とロースト系で香りや飲み口が変わり、淹れ方や温度、割り方でも印象が大きく変化します。この記事では、マテ茶の味の特徴を軸に、種類ごとの違い、飲みやすくする工夫、文化的な楽しみ方までをまとめて紹介します。
マテ茶とは?味の前に知っておきたい基本
マテ茶は、イェルバ・マテという植物の葉、または葉と茎(小枝)を乾燥・熟成、または焙煎してつくる飲み物です。特に茎を含む『コンパロ』と呼ばれるタイプが主流として流通しており、製品によっては茎を含まない『シンパロ』も存在します。(出典: FEDE Rico Yerba Mate 製品説明 (マテ茶専門店情報), https://www.federicomate.com/?mode=f2, 最終閲覧日:2023/10/26)
一般的な緑茶や紅茶とは原料が異なるため、香りや後味に「お茶っぽいのに違う」と感じる個性が出やすいのが特徴です。
「飲むサラダ」と呼ばれることもあり、栄養イメージが先行しがちですが、カフェインに敏感な方や妊婦の方などは摂取量に注意しましょう。実際に口に入れるとまず気になるのは風味のクセや苦味の出方でしょう。ここから先はマテ茶の味を具体的に分解していきます。
マテ茶の味の特徴:どんな風味に感じやすい?

マテ茶の味は、ひと言でいうと「草っぽさ+苦味+コク」が軸になりやすいです。そこに、焙煎香や甘み、酸味が足されたり引かれたりします。
よくある印象を整理すると、次の要素で語られることが多いです。
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青々しい香り(若草、葉もののような風味)
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しっかりした苦味(濃くすると強く出やすい)
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じわっと残るコク(口の中に広がる厚み)
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香ばしさ(焙煎タイプで出やすい)
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すっきり感(水出しで出やすい)
この「どれが強く出るか」は、茶葉の種類と淹れ方で大きく変わります。
マテ茶の種類で味はどう変わる?グリーン系とロースト系
グリーン系のマテ茶の味
焙煎していないタイプは、青い香りが際立ち、苦味や渋みも感じられます。初めてだと「クセが強い」と感じるかもしれませんが、慣れると爽快感や深みが魅力へと変わるタイプです。
飲みにくいと感じた場合は、濃さと温度を調整するだけでも印象が変わります。
ロースト系のマテ茶の味
焙煎タイプは、青っぽさが控えめになり、香ばしさが際立つのが特徴です。苦味が丸く感じられ、後味もまろやかになるため、マテ茶初心者はロースト系から入ると飲みやすいでしょう。
「お茶よりも香ばしい飲み物が好き」「麦茶のような方向が好み」という人は、こちらの味に親しみやすいことが多いです。
淹れ方で味が変わる:苦味・香り・すっきり感の調整ポイント
マテ茶の味は、茶葉の個性に加えて、抽出の条件で大きく動きます。自分の好みに寄せるなら、次のポイントを押さえると調整しやすいです。
お湯の温度で変わる
高温ほど苦味や刺激が強まり、低めだと角が取れた印象を与えます。熱すぎると香りが荒く感じることもあるため、「まずは少し温度を下げる」が飲みやすさの近道となるでしょう。
濃さ(茶葉量・抽出時間)で変わる
濃くするとコクと苦味が前に出ます。反対に、薄めに淹れると草っぽさも苦味も穏やかになり、「思ったより飲める」と感じるケースがあります。
水出しで変わる
水出しは、全体がすっきりとした味わいになり、苦味も強く出ません。暑い時期だけでなく、「マテ茶の味に慣れたい時の入口」としても試せる方法です。
マテ茶の味を飲みやすくするアレンジ
マテ茶はそのままでも楽しめますが、味のクセが気になる場合は「足す」「割る」で印象が変わります。
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甘みを少し足す:苦味が立つ時に、輪郭が丸くなりやすい
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ミルクで割る:草っぽさがやわらぎ、コクがまろやかに感じやすい
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柑橘の酸味を加える:後味が軽くなり、すっきり方向に寄せやすい
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ハーブを合わせる:清涼感が足され、クセの印象が分散しやすい
「マテ茶の味が苦手かも」と感じた時は、無理にそのまま飲み切ろうとせず、まずは飲み口を調整してみるのがおすすめです。
伝統的な飲み方と味わいの感じ方
専用の茶器とストローで飲むスタイルでは、抽出液だけでなく微細な茶葉の粒子も一緒に口に入ることがあり、そのぶんコクや舌触りに独特の厚みを感じる場合があります。カップで淹れて漉す飲み方とは、同じ茶葉でも「味の体験」が変わりやすい点が面白いところです。
また、複数人で回し飲みする文化では、同じ茶葉に何度も湯を注いで楽しむため、回数を重ねるにつれて味が少しずつ軽くなり、香りの出方も変わっていきます。最初の一口と、数回目の一口で印象が違うのも、マテ茶ならではです。
まとめ

マテ茶の味は、青い香りと苦味、コクのバランスが特徴で、グリーン系はクセが出やすく、ロースト系は香ばしく飲みやすい傾向があります。さらに、温度や濃さ、水出し、アレンジ次第で印象が大きく変わるため、「苦いから無理」と決めつけず、自分の好みに寄せて試すのがコツです。気になる方は、まずは薄め・低めの温度、または水出しから始めて、少しずつ好みの味を見つけてみてください。ぜひ今日の一杯から試してみましょう。
Q1. マテ茶の味は苦いですか?飲みにくい人もいますか?
マテ茶は、濃く淹れると苦味を感じやすい飲み物です。特にグリーン系は青い香りと苦味が出やすく、初めてだと「クセが強い」と感じることがあります。ただし、温度を下げる・薄めに淹れる・水出しにするだけでも印象が変わり、飲みやすくなるケースは多いです。
Q2. ローストとグリーンで、味の違いはどれくらいありますか?
違いははっきりと現れます。グリーン系は草っぽさや苦味が際立ち、ロースト系は香ばしさが増して全体が丸く感じられる傾向があります。マテ茶の味に慣れていない場合は、ロースト系のほうが「思ったより飲める」と感じる人が多いです。
Q3. マテ茶の味をマイルドにする一番簡単な方法は?
手軽なのは、温度を少し下げて淹れることと、濃さを控えめにすることです。苦味が気になる時は、水出しにするとさらにすっきりした味になります。甘みやミルクを少量足す方法も、クセをやわらげるのに向いています。
Q4. 水出しにすると味はどう変わりますか?
水出しは、苦味や刺激が強く出にくく、全体が軽く感じやすいのが特徴です。そのため「マテ茶の味を試してみたいけど不安」という人の入口になりやすい方法です。香りは穏やかになりやすいので、物足りない場合は茶葉量を少し増やして調整すると飲みごたえが出ます。
Q5. 何回もお湯を注ぐと味は薄くなりますか?
同じ茶葉に繰り返し湯を注ぐと、回数を重ねるにつれて味は少しずつ軽くなります。最初は苦味やコクが出やすく、後半はすっきりした印象に変わることがあります。濃い味が好きなら初期の抽出を楽しみ、軽い味が好きなら後半の変化を楽しむ、という見方もできます。

