クレープの巻き方

クレープは軽くてふんわりとした生地に、様々な具材を巻き込んだフランス生まれのお菓子です。初心者の方でも、コツさえ掴めば家庭でも本格的なクレープを作ることができます。今回は、おいしいクレープの基本である「巻き方」のポイントをご紹介します。上手にクレープを巻けるようになれば、お店に負けない本格的な味わいを楽しめるはずです。

簡単おしゃれ!クレープの巻き方5種類を紹介

クレープにはさまざまな楽しみ方があり、具材の組み合わせによってその魅力は無限に広がります。基本の巻き方を習得すれば、日常のおやつから特別な機会のデザートまで、様々なシーンで活躍するクレープが作れるでしょう。まずは基本をマスターして、あなただけのオリジナルクレープを作ってみませんか?

食べやすい。クレープ屋さん風の巻き方

クレープ作りは意外と簡単。ポイントさえ押さえればクレープ屋さん風の本格的な盛り付けが家庭でも楽しめます。 具材のボリュームを出して盛り付けると、花束のように華やかな見た目に。クリームや具材を置く位置を工夫し、直径20cm程度の円形に広げた生地の中心から外周に向けて放射線状に配置するのがコツです。 巻き方も簡単で、まずは半円に折った後、具材の境目を軽く押さえながら巻きあげるだけ。最後に包み紙で巻けば安定して食べやすくなりますよ。 100均で手に入るワックスペーパーを使えば、手軽に本格的な盛り付けが楽しめます。カット済みのものだと時短にもなり便利です。ペーパーを重ねればクッキングペーパーでも代用可能ですよ。 このようにコツさえ分かれば、特別な道具を使わずとも家庭で簡単にクレープ屋さん気分が味わえます。おうち時間をより華やかに彩るクレープ作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

お皿にのせて上品に。三角に折る巻き方

具材が少ないとき、例えばジャムやソース、クリームだけの場合には、三角折りが最適です。クレープをお皿に盛り付けて、ソースやフルーツ、アイスクリームで華やかに仕上げるのがおすすめです。

この三角折りのクレープは、レストランのデザートのように上品で、休日の朝食やブランチにぴったりです。

三角折りの手順
クレープの半円部分にホイップクリームを三角形に絞ります。
クレープを1cmほど下にずらし、半分に折ります。
ホイップクリームと具材の境目を軽く押さえ、三角形に沿って2回折ります。
コツ・ポイント
クレープ生地を1cmほど下にずらして折ることで、広い面ができて見栄えが良くなります。初めに折る三角のサイズを少し大きめにすると、巻き終わりがきれいに仕上がります。

ジャムやソースを使う場合は、半円全体に広げると味のバランスが取れます。

ラップに包んでおやつに。四角に折る巻き方

ラップを使った四角い巻き方は、手軽にできるだけでなく、多様な具材を無駄なく包み込むことができる便利な技です。まな板の上にラップを広げ、真ん中にクレープ生地を置きます。その上にホイップクリームや具材を並べ、上下左右から折りたたんでいけば、きれいな四角い形に。ラップに包んでおけば、冷蔵庫で手軽に保存できるのも魅力的です。子供と一緒に、この簡単な巻き方にチャレンジしてみませんか。ゼリーやプリンなど、やわらかい具材を包んでも形が崩れにくいのがポイントです。具材を変えて、様々なアレンジを楽しんでみてください。

パーティーやプレゼントに。巾着包みの巻き方

パーティーやプレゼントの装いとして、クレープの巾着包みは素敵な選択肢です。ゆったりとしたひだとリボンの佇まいは、上品でおしゃれな雰囲気を醸し出します。 包み手の心遣いと手間暇が詰まった、このスタイリッシュな包み方は、プレゼントの価値をより一層高め、受け取る方への気持ちを伝えることでしょう。 クレープ生地は破れやすいため、丁寧に扱うことがポイントです。

まずは深みのある容器にクレープをのせ、くぼみを作ります。そこにホイップクリームと具材を入れ、生地をゆっくりとひだを作りながら中心に寄せていきます。最後にゆるめにリボンを巻き付けて結べば、見た目も華やかで上品なパッケージングが完成します。 思い出に残るプレゼントには、手間暇を惜しまずに心を込めた包み方が欠かせません。クレープの巾着包みの優雅な佇まいは、贈る喜びを高め、受け取る方の心に残るひと手間となるでしょう。

かわいい見た目。ロールケーキ風の巻き方

かわいい見た目のロールケーキ風の巻き方は、思わず試してみたくなる魅力的な方法です。簡単なクレープ生地を使い、ホイップクリームと好みの具材を重ねて巻くだけで、まるでお菓子屋さんの逸品のような絶品スイーツが自宅で作れてしまいます。 クレープ生地を長方形に焼き、3枚を続けてクルクル巻いていく手順は、見た目ほど難しくありません。巻き始めにフルーツなどを入れると、巻きやすく見栄えも良くなるのがポイントです。生地を破らないよう、上手に巻きながらホイップクリームを絞り、具材を挟んでいけば、思わず誇りたくなるような愛らしいロールケーキの出来上がりです。 冷蔵庫で冷やし固めた後は、お好みの大きさにスライスするだけ。一口サイズならカフェタイムのおやつに、大きめならパーティのデザートとしても重宝するはずです。卵焼き用のフライパンを使えば、ハードルが高いと思われがちなロールケーキ作りにもチャレンジできるでしょう。家族や友人を驚かせる、こだわりのスイーツ作りを楽しんでみませんか。

まとめ

クレープの包み方にはさまざまなスタイルがあり、基本を押さえておけば自由にアレンジが可能です。例えば、三角折りやロールスタイルなど、自分の好みや具材に合わせて最適な包み方を選ぶことで、見た目も味もより一層楽しめます。多様な包み方をマスターして、自分だけのオリジナルクレープを作ってみてください。

クレープ