食後のデザートやパーティーシーンで、見た目も味も楽しめるメロン。せっかくなら、いつもの切り方から少しアレンジを加えて、食卓を華やかに彩ってみませんか？今回は、思わず写真に撮りたくなるような、可愛いメロンの切り方アイデアをたっぷりご紹介します。定番のカットから、ちょっとした工夫でできるアレンジまで、初心者さんでも簡単に挑戦できるものばかり。この記事を参考に、メロンをより一層美味しく、そして楽しく味わってみましょう。
基本のメロンの切り方（縦切り）
芳醇な甘さとジューシーな果肉が特徴のメロンは、誰もが笑顔になる至福の味わいです。お中元ギフトとしても人気ですが、メロンをスマートにカットする方法をご存知でしょうか？メロンはサイズが大きいため、包丁を入れる際に戸惑う方も多いかもしれません。
基本となるカット方法は「縦切り」です。メロンの縦切りは、以下の手順で進めていきましょう。
手順1. メロンのヘタ（つる）を切り取る
最初に、メロンの上部、いわゆるヘタの部分を切り取ります。
メロンをしっかりと固定し、ヘタの付け根あたりを包丁で大胆に切り落としましょう。
ヘタがないメロンの場合は、この工程は飛ばして、次のステップへ進んでください。
手順2. メロンを縦に半分に切る
メロンを調理する最初のステップは、縦方向に半分にカットすることです。画像で示すように、綺麗に二等分にしましょう。
特に大きめのメロンを扱う際は、刃先をゆっくりと進め、慎重に包丁を入れてください。
まだ熟していないメロンは、皮や実が硬く、包丁がスムーズに入らないことがあります。無理に力を加えると、包丁が滑って怪我をする危険性がありますので、十分注意が必要です。
ヘタがあった場所から包丁を入れると、左右対称に美しくカットできますよ！
手順3. メロンの種を丁寧に取り除く
メロンを美味しくいただくには、まず種を取り除くことから始めましょう。スプーンを使えば、簡単に綺麗に取り除くことができます。
表面を撫でるように、優しくスプーンを動かすのがコツです。深く入れすぎると、果肉まで削ってしまうので注意してくださいね。
くり抜いた部分を活用して、お酒やジュースを注いで楽しむのもおすすめです。
取り出した種も、捨ててしまうのはもったいないですよ。
種周りの果汁は甘みが強いので、茶こしで濾せば、自家製メロンシロップとして活用できます。アイスやヨーグルトにかけたり、料理の風味付けに使ったりと、色々な楽しみ方ができますよ。
手順4. メロンをさらに8等分にカットする
メロンを半分に割ったら、種を取り除き、さらにそれを8つの扇形にカットしましょう。
片側から4切れずつ、合計8切れになります。
メロンの片方をまな板に置き、しっかりと押さえながら真ん中から半分にカット。
さらに半分にカットすると8等分の完成です。
メロンの大きさによっては4等分になることも。小さいメロンを無理に8等分にすると、食べられる部分が減ったり、怪我の危険性があるので気を付けてください。
もし、豪快にかぶりつきたいなら4等分もおすすめですよ！
縦にカットすることで、タッパーなどでの保存もしやすくなります。
手順5. 皮と果肉を丁寧に切り離す
最後に、メロンの皮と実を分離させます。
手で直接メロンを食すことに抵抗がなければ、手順4までで問題ありません。しかし、スプーンやフォークを使うのであれば、より食べやすくするためにこの作業が不可欠です。
包丁の刃を皮と実の間に差し込み、力を入れずに皮に沿って滑らせるように動かすと、容易に実を切り離せます。
さらに、切り離した実に対し、包丁で縦に切れ込みを入れると、より一層食べやすくなります。
縦切りは、大勢でメロンを分け合う際に最適な切り方なので、ぜひ試してみてください。
おしゃれなメロンのカット術
基本のカットを習得された後は、メロンをさらに魅力的にするアレンジカットに挑戦してみましょう。
今回は、3つの特別なカット方法をご案内します。
飾り切り
メロンの飾り切り、まずは基本の縦切りをベースにしたアレンジから。ポイントは、捨ててしまいがちな皮の活用法。皮に切り込みを入れたり、曲げたりすることで、見事な装飾に大変身します。
センスが光るアレンジは、お弁当に入れたらお子さんも大喜び間違いなし。存在感があるので、高級感のある器に盛り付ければ、歓声があがるでしょう。
メロンボール
次に紹介するのは、その愛らしい姿で人々を魅了する「メロンボール」です。
メロンボールを作るのは、実はそれほど難しくありません。専用の器具でメロンの果肉を丸くくり抜くだけで、簡単に作ることができます。
メロンボールは、小さくて食べやすいので、お子様のおやつにもぴったりです。
難しいのは、メロンの皮を加工すること。皮で作った容器は「メロンバスケット」とも呼ばれ、美しい形を作るには、高度な包丁技術が必要になります。
シンプルに半分にカットしたメロンの空洞にメロンボールを入れるだけでも、十分に魅力的です。
4等分ずらし盛り付け
メロンを4等分にカットした後、果肉を前後にずらして盛り付けることで、おしゃれで洗練された印象を演出できます。ホームパーティーやおもてなしの際に特におすすめの技です。