バターガレット徹底解剖:歴史、人気ブランド、自宅で作る絶品レシピ完全ガイド
一口食べると止まらない、サクサク食感と芳醇なバターの香りが魅力の「バターガレット」。近年、その素朴ながらも奥深い味わいが人気を集めています。しかし、「バターガレットってどんなお菓子なの?」「どこで手に入るの?」「自宅で作るのは難しい?」といった疑問をお持ちの方もいるかもしれません。この記事では、バターガレットの豊かな歴史から、ぜひ味わっていただきたい人気ブランドの選りすぐり、そして初心者でも気軽に挑戦できる簡単レシピまで、その魅力を余すことなくご紹介します。この記事を読めば、バターガレットがもっと身近になり、いつものティータイムがさらに特別な時間になるはずです。

バターガレットの真髄:フランス伝統菓子の定義と奥深い魅力

「ガレット(仏:galette)」とは、フランス語で「丸く平らに焼いたもの」全般を指し、そのバリエーションは非常に豊かです。食事として楽しまれるそば粉のクレープのようなものから、お菓子として親しまれる厚焼きクッキーまで、様々な種類の「ガレット」が存在します。特に日本では、お菓子の一種である「ガレット・ブルトンヌ」を指して「ガレット」と呼ぶことが多く、これはフランス北西部、ブルターニュ地方で昔から愛されてきた伝統的な厚焼きクッキーです。たっぷりのバターを使用し、サクサクとした食感、豊かなバターの風味、そしてほんのりとした塩味が特徴で、焼き菓子愛好家から熱い支持を受けています。

ガレットのルーツとフランス各地に広がる多様なバリエーション

フランスにおいて「ガレット」は、丸くて平たい形状の料理を広く指す言葉として用いられるため、その種類は実に多岐にわたります。例えば、代表的なものとしては、アーモンドクリームを包み込んだ「ガレット・デ・ロワ」や、薄焼きのクレープにハムや卵、チーズなどをトッピングした食事系の「ガレット・コンプレット」などが挙げられます。「ガレット」という言葉が示す範囲は広く、地域や調理方法によってさまざまな顔を見せます。しかし、日本で「バターガレット」または単に「ガレット」として認識されているものは、特別なスイーツ、すなわち「ガレット・ブルトンヌ」を指す場合がほとんどです。

ブルターニュ地方が生んだガレットの歴史と物語

ガレットの歴史は深く、13世紀頃にはすでにフランスで食されていたと言われています。特に、今日私たちが知るお菓子としての「ガレット・ブルトンヌ」は、フランス北西部に位置するブルターニュ地方が発祥の地です。この地域は降水量が多く、一般的な小麦の栽培には適していませんでした。しかし、十字軍の遠征を通じて中国からそば粉が伝わると、痩せた土地でも育つそばが貴重な作物となり、そば粉を使ったガレットが誕生しました。これが食事としてのガレットの原点となり、その後、ブルターニュ地方の豊かな酪農文化と融合し、特産の有塩バターを贅沢に使用した厚焼きクッキー「ガレット・ブルトンヌ」へと進化を遂げました。ブルターニュ地方の伝統的な「バターガレット」は、「ブルターニュ特産の有塩バター」を惜しみなく使用している点が特徴です。日本で販売されている「バターガレット」には、有塩バターを使用したものや、無塩バターに塩を加えて風味豊かに仕上げたものなど、様々な種類がありますが、どれも甘さと塩味が絶妙に調和した、後を引く美味しさが共通しています。

スイーツとしての「ガレット・ブルトンヌ」の核心

「ガレット・ブルトンヌ」というお菓子は、その独特なテクスチャーと芳醇な味わいが特徴です。良質なバターを贅沢に使用することで、通常のクッキーよりも口の中でほどけるような、優しい食感が楽しめます。厚焼きにすることで、外側のサクサク感と内側のしっとり感が際立ちます。この絶妙な食感は、上質なバターを惜しみなく使用することで生まれます。さらに、バターの風味を際立たせるために、ほんの少し塩味を加えているのがポイント。この甘さと塩味のハーモニーが、ガレット・ブルトンヌの魅力であり、多くの人々を惹きつける理由の一つです。

バターと塩が奏でるハーモニー

ガレット・ブルトンヌの風味を決定づけるのは、何と言ってもバターです。特に、フランス産の発酵バターや、ブルターニュ地方の有塩バターがよく使われ、深いコクと豊かな香りをもたらします。発酵バターは、通常のバターよりも酸味と香りが強く、ガレットに奥深い風味を加えます。また、ゲランド塩のようなミネラル豊富な塩を使うことで、ただしょっぱいだけでなく、バターの甘さを引き立て、複雑で奥深い甘じょっぱさを生み出します。この完璧なバランスこそが、一度食べたら忘れられないバターガレットの真髄と言えるでしょう。

一度味わいたい!厳選バターガレットの人気ブランドと通販情報

バターガレットは、まだデパートなどでは見かける機会が少ないかもしれませんが、オンライン通販を利用すれば、どこにいてもその美味しさを堪能できます。ここでは、贈り物にも最適な、味に定評のある人気のバターガレットを厳選してご紹介します。

「バターバトラー」のバターガレット:受賞歴のある東京みやげ

「バターバトラー」は、株式会社シュクレイが2016年4月に立ち上げた洋菓子ブランドです。比較的新しいブランドながらも、その品質は高く評価されており、2017年度のJR東日本おみやげグランプリで「総合グランプリ」を受賞するなど、東京土産として広く親しまれています。バタースイーツ専門店として、「バターバトラー」はバターそのものにこだわり、様々な人気商品を展開しています。中でも特に人気が高いのが「バターガレット」です。このガレットには、フランス産の発酵バターとゲランド塩を使用。しっとりとした食感とサクサクとした食感のバランスが絶妙で、口どけが良く、非常に食べやすいと評判です。上品な味わいは、手土産としても喜ばれるでしょう。

「モロゾフ」発「ガレット オ ブール」:バターを堪能する専門店

プリンやチョコレートで名高い「モロゾフ」が手がける新たな焼き菓子ブランド「ガレット オ ブール」が話題を集めています。「ガレット オ ブール」とはフランス語で「バターの焼き菓子」の意味。その名の通り、こちらはバターを思う存分楽しめる焼き菓子専門店であり、バターと焼き菓子がお好きな方にはぜひとも訪れていただきたいお店です。数ある焼き菓子の中で特に人気なのが「バターガレット(商品名:ガレット・ブルトンヌ)」。このガレットには、フランスのイズニー社製発酵バターを使用。その特徴は、さわやかで奥深い風味。一口食べればバターの香りが口いっぱいに広がり、その存在感をしっかりと味わえます。上品で控えめな甘さが魅力で、有名洋菓子店モロゾフが展開するブランドという安心感もあり、手土産にも最適でしょう。このお菓子は「モロゾフ」の店舗やオンラインストアで購入できます。ちなみに、オンラインストアを利用する際は、特定のポイントサイトを経由することで、購入金額に応じたポイント還元を受けられる場合があり、お得に購入できます。

「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」:専門家も認める本格焼き菓子

焼き菓子専門店「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」は、日本国内では珍しい、焼き菓子に特化した洋菓子ブランドです。料理研究家やパティシエもその味を認める本格的な味わいで、焼き菓子好きには自信を持っておすすめできます。中でも特に人気が高いのが、やはり「バターガレット(商品名:ガレット・ブルトンヌ)」。高い評価を受けているこのガレットには、他店のガレットとは一線を画す特徴があります。まず、その大きさは他店のものよりやや大きめ。表面のザクザクとした食感と、内側のホロッと崩れる食感のコントラストを存分に楽しむには、この大きさが最適なのです。そして生地には、生地の量の1/3にも相当するほど、たっぷりと発酵バターを使用。一口食べた瞬間から、その贅沢な風味に心奪われることでしょう。このお菓子は、「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」の公式オンラインショップや店舗で購入可能です。

栄養満点、珍しい「こうぞのガレット」

埼玉県小川町発の食品ブランド「OGAWA楮寿園〈おがわこうじゅえん〉」では、ここでしか味わえない特別なガレット・ブルトンヌに出会えます。たっぷりのバターを使用するのはもちろんのこと、小川町の特産品である楮(こうぞ)の芽を細かく刻んで生地に練り込んでいるのが、このガレットの最大の特徴です。この「こうぞのガレット」は、楮に含まれる豊富な栄養素と、ガレット・ブルトンヌならではの芳醇な風味を同時に楽しめる、体にも優しい一品です。公式オンラインショップのほか、東武東上線・JR八高線「小川町」駅から徒歩3分の場所にある実店舗でも購入できます。また、イベントや商業施設などでの出張販売も行っていますので、最新情報はぜひ公式SNSなどでご確認ください。

和紙の原料「楮」に秘められた驚きの栄養価

楮はもともと和紙の原料として、この地で1300年以上も前から栽培されてきた植物です。和紙を作る際には、楮の皮の内側にある「白皮」のみを使用し、それ以外の部分は活用されてきませんでした。しかし、「OGAWA楮寿園」が専門機関に依頼して楮の芽の栄養価を調査したところ、驚くべき結果が出ました。楮の芽には、牛乳の約2.5倍ものカルシウム、赤ワインの約1.6倍ものポリフェノール、豆乳の約1.5倍ものタンパク質といった、現代人に不足しがちな栄養素が豊富に含まれていることが判明したのです。この発見から生まれた「こうぞのガレット」は、伝統的な素材を現代の食生活に取り入れるという、革新的な試みから誕生したご当地スイーツとして注目されています。

自宅で手軽に!初心者さん向け簡単バターガレットレシピ

バターガレットというと、お店で買うイメージが強いかもしれません。「難しそう…」と感じる方もいるかもしれませんが、実は焼きたてのバターガレットは、専門店にも負けない美味しさ!サクサクとした食感と芳醇なバターの香りは、手作りならではの贅沢です。ここでは、お菓子作り初心者さんでも気軽に挑戦できる、とっておきの簡単レシピを2つご紹介します。

フードプロセッサーで時短!型なしで作る、サクサク食感バターガレット

「生地を混ぜるのが面倒…」「型に入れるのが手間…」そんな風に思っていませんか?このレシピなら大丈夫!材料をフードプロセッサーに入れるだけで、あっという間に生地が完成します。さらに、難しい型抜きも不要!手軽なのに本格的な味わいのバターガレットを、ぜひお試しください。

材料と準備(型なしレシピ)

【材料】無塩バター:70g(冷蔵庫でしっかり冷やしておくこと)粉糖(またはグラニュー糖):40g 薄力粉:140g アーモンドパウダー:35g はちみつ:5g 卵黄(つや出し用):1個
【下準備】1.バターは1cm角にカットして、冷蔵庫で冷やしておきましょう。オーブンを150℃に予熱しておきます。

簡単ステップで失敗なし!(型なしレシピ)

2.フードプロセッサーに粉糖、薄力粉、アーモンドプードルを入れ、全体が均一になるまで混ぜます。3.冷やしておいたバターを加え、フードプロセッサーを断続的に回します。4.バターが溶け出さないように、粉と混ざったらすぐに止めます。粉チーズのような、サラサラした状態が目安です。5.はちみつを加えて、再度フードプロセッサーを軽く回し、生地をまとめます。ポロポロとしていても大丈夫です。6.生地を手で軽くまとめ、厚さ5mm程度に伸ばし、ラップで包んで冷凍庫で冷やします。7.生地が十分に冷え固まったら、お好みの型でくり抜きます。コップやクッキー型など、身近なものでOK!8.表面にハケで卵黄を薄く塗り、冷凍庫で5分ほど冷やします。フォークで格子模様を付けると、お店のような仕上がりになります。模様は少し深めに入れるのがポイントです。9.150℃に予熱したオーブンで30分焼けば完成です!焼き色を見ながら、時間を調整してください。

成功の秘訣とヒント(型なしで作る方法)

【重要なポイント】バターは冷蔵庫から出したばかりの、しっかりと冷えたものを使用してください。バターが柔らかいと、あの独特のサクサクとした食感が損なわれてしまいます。生地をまとめる際は、手の温度でバターが溶けないように、素早く行うのが成功の鍵です。生地を美しくくり抜くには、直径7cm程度のミニセルクル(円形の抜き型)があると便利です。手頃な価格で購入できるので、お菓子作りが好きな方には特におすすめです。

手間いらず!スクエア型で作る、無駄なく美味しいバターガレット

「オーブンで焼く際に、一つ一つガレット型に入れるのが面倒…」「生地を型抜きする作業がどうも苦手…」そんな風に感じている方のために、ここでは型抜きの手間を省き、パウンドケーキ用のスクエア型を使った、とびきり簡単なレシピをご紹介します。

準備するものと材料(スクエア型レシピ)

【材料(15cmスクエア型1台分)】無塩バター:40グラム、粉糖(またはグラニュー糖):45グラム、薄力粉:130グラム、卵黄:1個、太白ごま油:30グラム(またはサラダ油)、ラム酒:小さじ2、バニラエッセンス:少量、塩:ひとつまみ、卵黄(仕上げ用):1個
【下準備】オーブンを170℃に予熱しておきましょう。

簡単ステップで完成!(スクエア型レシピ)

1.薄力粉と粉砂糖をフードプロセッサーに入れ、軽く混ぜ合わせます。次に、卵黄を加えて混ぜ、冷えたバター、太白ごま油の順に加え、全体がまとまるまで撹拌します。 2.ラム酒、バニラエッセンス、塩を加え、さらに撹拌します。 3.生地のまとまりが悪い場合は、太白ごま油(またはサラダ油)を少量(小さじ1/2程度)ずつ加えて調整してください。 4.生地をひとまとめにし、焼いた際の縮みを防ぐため、ラップで包み、冷蔵庫で約1時間冷やします。 5.クッキングシートを、スクエア型よりも少し大きめにカットします。 6.クッキングシートを平らな場所に広げ、生地を乗せ、上からラップをかぶせ、麺棒で均一に伸ばします。 7.型よりも少し小さめのスクエア型に生地を整えます。焼くと縮むため、少し厚め(5mm程度)に伸ばすのがおすすめです。 8.ハケを使って、生地の表面に卵黄を薄く丁寧に塗ります。フォークで格子状に、少し深めに模様をつけます。 9.クッキングシートごと、丁寧に生地をスクエア型に入れます。 10.170℃に予熱したオーブンで25~30分焼き、その後、温度を100℃に下げて15分間、乾燥焼きをします。 11.焼き上がったら、ケーキクーラーに乗せて粗熱を取り、冷凍庫でしっかりと冷やします。完全に冷えたら、9等分にカットして完成です!

失敗しないためのヒント(スクエア型レシピ)

【ポイント】クッキングシートで形を作った後、スクエア型に移すのが少し難しいと感じるかもしれません。シートの縁を持ち、滑らせるように型に入れるとスムーズです。焼き色がつきすぎそうな場合は、途中でアルミホイルを軽くかぶせてください。また、時間をかけてじっくり焼くことで、より一層サクサクとした食感になります。

まとめ:バターガレットで贅沢なティータイムを

数ある焼き菓子の中でも、特に風味豊かなバターガレット。この記事では、ガレットという名前の由来やブルターニュ地方の歴史、お菓子としてのガレット・ブルトンヌの魅力、「バターバトラー」や「モロゾフ」、「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」といった人気店の特別なガレット、さらには小川町の「OGAWA楮寿園」による珍しい「こうぞのガレット」まで、様々な情報をお届けしました。さらに、ご自宅で手軽に作れるバターガレットのレシピもご紹介しました。美しいお皿にバターガレットを並べ、丁寧に淹れた温かい紅茶と共に過ごす時間は、きっと日々の疲れを癒してくれるでしょう。この週末は、ぜひご紹介したバターガレットと共に、優雅なティータイムを満喫してみてはいかがでしょうか。

ガレットとガレット・ブルトンヌは同じもの?

「ガレット」とは、フランス語で「丸く焼いたもの」を意味し、食事として食べるそば粉を使った料理からお菓子まで、幅広い種類が存在します。一方、「ガレット・ブルトンヌ」は、フランスのブルターニュ地方が起源の、バターをたっぷり使用した厚焼きクッキーという特定のお菓子のことを指します。日本では、このお菓子を「ガレット」と呼ぶことが一般的です。

ガレットはフランスのどの地域が発祥?

ガレット、特にスイーツとしてのガレット・ブルトンヌは、フランス北西部のブルターニュ地方が発祥の地です。この地域は降水量が多く小麦の栽培に適していなかったため、代わりにそば粉がよく使われ、食事としてのガレットが発展しました。その後、豊富な酪農資源と組み合わさり、バターを贅沢に使った厚焼きクッキー、ガレット・ブルトンヌが誕生しました。

極上バターガレット、その美味しさの秘密

極上のバターガレットを作るには、上質なバターを惜しみなく使い、そして何よりもバターを冷たい状態で生地に混ぜ込むことが重要です。バターが冷たいことで、焼き上がりの食感が格段にサクサクになります。さらに、生地にわずかな塩味を加えることで、バター本来の甘さが際立ち、忘れられない風味豊かな味わいを生み出します。

バターガレットはどこで手に入る?

美味しいバターガレットは、デパート内の洋菓子店や、専門店でお求めいただけます。また、「バターバトラー」や「モロゾフ(ガレット オ ブール)」、「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」、「OGAWA楮寿園」など、多くの人気ブランドがオンラインストアを展開しており、全国どこからでもお取り寄せが可能です。ご自宅で手軽に本格的な味わいをお楽しみいただけます。

ガレットとクレープ、その違いとは?

ガレットとクレープは、どちらもフランス生まれの薄焼き料理ですが、材料と食感に大きな違いがあります。ガレット(食事用)は主にそば粉を使い、独特の香ばしさと、しっかりとした歯ごたえが特徴で、食事として楽しまれます。一方、クレープは主に小麦粉を使用し、より薄く、しっとりとした、もちもちの食感で、甘いデザートや軽食として親しまれています。

「こうぞのガレット」に使われている楮(こうぞ)とは?

楮(こうぞ)は、古くから日本の和紙の原料として重宝されてきた植物です。特に埼玉県小川町では、1300年以上もの昔から栽培されてきました。OGAWA楮寿園の「こうぞのガレット」では、和紙に使われる「白皮」以外の部分、つまり楮の芽を細かく刻み、生地に練り込んでいます。楮の芽には、牛乳の約2.5倍ものカルシウム、赤ワインの約1.6倍のポリフェノール、豆乳の約1.5倍のタンパク質といった、豊富な栄養成分が含まれていることがわかっています。
ガレット